なんかこの世界寂しいじゃん?

あ、ゆるオタの戯れ言な。

ジョアダンスを踊っていたのは「最強にバカな男」だった

 

 

ジョアのCMで、1番左で踊ってるピンクの髪の子がカッコいい。」

 

 

わたしと聡くんの再会はここだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※ここから当時無知識だったわたしと、今現在ゆるオタのわたしの誰得でもない話が延々と続きますので、ご了承ください。お暇な方だけどうぞ!

 

 

 

 

 

2020年、春。

テレビでジョアのCMを見かけた。真っ白の雲が広がる中、軽快に踊る6人組。

 

あ、1番左で踊ってる子カッコいい、と思った。この子たちジャニーズっぽいな~とか、この前デビューした子たちだ~と思うより先に、「1番左で踊る子」が気になって仕方がなかった。名前も知らないのに惹かれた。とりわけ目を引くピンクの髪の毛だったからとかそういう単純な理由じゃないような気がした。

 

SixTONES、というらしい。

 

当時は、聞いたことがあるグループ名だな~と思っていたくらいで、個人名さえ知らなかったのに周りの友達にこの子がカッコいいと言いまくった。名前何?と聞かれる度に思い出せなくて何度も何度も調べた。

 

ジョアのCMで、1番左で踊ってるピンクの髪の子」が「田中樹」だと完全に認識するのに何故か時間がかかった。

 

 

 

 

 

世の中が自粛生活になって家に居る時間が必然的に増えて、「田中樹」が属するグループ、SixTONESを興味本位でよく見るようになった。ジャニーズでは異例のYouTubeチャンネルがあることが興味をそそった1番の要因であったと思う。

 

田中樹を、SixTONESを、もっと知りたいと思った。

 

もっと知りたいとネットで調べまくった結果、懐かしい字面を目にした。

 

 

 

 

 

私立バカレア高校

 

久々にこの字面を見た。この単語見たの、何年振りだっけ。

 

 

そして、めっちゃ鳥肌立った。

もしかして、あの時、バカレアでメイン張ってたあの子たちがこのSixTONES............?

 

今まで忘れてた記憶が一気に蘇ってきて懐かしかった。

ネットで調べて出てきたバカレア組の画像。もっと鳥肌が立った。声が出た。

 

 

 

 

 

当時、わたしが好きで堪らなかった聡くんが「田中樹」だった。

 

 

 

 

 

これを運命と呼ばずして何と呼ぶのか。

大袈裟な表現ではあるけど、わたしにはこれくらい衝撃的なことだった。

 

 

 

 2012年、春。

私立バカレア高校』放送開始。

 

 

当時わたしは中学2年生。ジャニーズに全く興味のなかったわたしがこのドラマを見ていた理由は、ジャニオタであった姉の影響だった。姉の当時の担当が、まさにバカレア主演を務めていた慎太郎だった。自分とほとんど年齢の変わらない主演の子。録ってあった録画を暇つぶし程度に毎週見ていた。最終話まで全部見た。映画館に足を運ぶことはなかったけど、その後発売されたDVDで映画版も見たし、ドラマ版も見返した。

 

” 聡くんがカッコよかったから “

暇つぶしで見始めて、以降見続けていた理由はこれに尽きる。

 

聡くんはマジでわたしの「好き」を形で具現化した男だった。あ、見た目だけなんですけど。ストレートで明るめの茶髪、少し長めの襟足、毛先を梳いた髪は目にも耳にもかかってて、顔は本当にタイプだった。眉毛も目も鼻も口も笑った時に見える歯も上がる口角も全て。あとは、制服のブレザーもシャツも全開の中に柄物のシャツ、腰に付けたチェーン。首元のごついネックレス。ギュってしたら肺が潰れちゃいそうなほど薄い身体。喧嘩後の口元の傷跡まで愛おしくて好きだった。

 

こう見るとわたしってチャラチャラしたヤンキーが好きだったんだなと思う。

まあ今でも聡くんを見返すと性癖に刺さるくらい大好きな見た目なんですけども。

 

「俺は強ええ~~!!!」と叫ぶアレは置いといて、何度も言うけど、わたしは聡くんのことが本当に本当に大好きだった。わたしの学校に居てくれたら、と数えきれないほど思った。居たら居たで何もできないほど好きだったと思うんだけどさ。兎にも角にも、あの時期、バカレアを見ていた時期、わたしは野口聡という男が好きだった。(何回言うねん)

 

 

 

 

時は2020年、私立バカレア高校を懐かしみ、野口聡と田中樹が同一人物であることを理解したところに戻る。(急な語り口調やめ)

 

その間、約8年。8年の時を経てわたしは聡くんを思い出した。今まですっかり忘れていたのに、田中樹という男を見ても聡くんを思い出さなかったのに、同一人物であることを知ったとき、バカレアにおける聡くんがどうしようもなく大好きだった自分を突然思い出した。

 

 

 

 

 

ジョアのCMで名前さえ知らなかった樹くんを見て、訳の分からないまま惹かれたのは絶対に必然的だった。あの頃の聡くんが大きくなって、大人になって、あの頃一緒にいた5人とグループになって、SixTONESという名前を貰って、デビューという夢を勝ち取って目の前に現れた。言葉では到底言い表せられないめちゃくちゃ不思議な感覚。

 

当時のわたしは

 

私立バカレア高校の「野口聡」” が好きだったのであって

” ジャニーズJr.の「田中樹」” を好きになったわけではなかったので

 

その後彼が「ジャニーズアイドル」としてどうなっていくのか自体には関心がなかった。彼が、彼らがそれぞれどんな思いをして日々を過ごし、活動を続け、グループ結成に至ったのか、デビューに至ったのかについては後々知った。今となっては全てが過去の話なので、良かったの一言に尽きる。改めて、デビューおめでとう。

 

 

 

 

 

 

ちなみにこの前、姉が収集していた雑誌の中からバカレア放送当時あたりの2012、2013年の樹くんが載っている雑誌を見返したら、まさに聡くんそのままの風貌だった。聡くんを越えて、田中樹という1人の人間を好きになってたらまた違う今だったのかな~と思ったり、思わなかったり。 

 

 

 

 

一旦、は?みたいなこと言うんですけど冗談だと思って流してください。

 

「バカレア組」と呼ばれたあの6人組が、今の「SixTONES」である。

浅田哲也」がほっくんで、「寺川麻耶」がきょも、

「野口聡」が樹、「里中ユウキ」がジェシー、「神保誠」が髙地くん。

ここのイコールは自分の中で落とし込めるんだけど、何故かどうしても「桜木達也」が慎太郎、という等式が成り立たない。変な感覚。個人的に、見た目が1番変わったからかな~とか、物語内ではリーダー的存在だったのがSixTONESでは弟的存在になってるからかな~とか考えたけど、よく分かんない。この感覚、何だ?

 

あと、映画版にSnow Man出てたの観て震えてる。君らとも昔出会ってんじゃん......

 

 

 

中学生の頃好きだった人と、大学生になった今惹かれた人が同一人物だった。

マンガや、映画、ドラマ、小説の中の話じゃない。

 

 

わたしの身に起きた嘘みたいな本当の話。

 

 

 

あの日の偶然の出会いから

始まった 僕らのストーリー

きっと奇跡なんだ

 

 

 

 

 

お誕生日おめでとう、樹くん。